2007年08月13日

石垣市蝶と眠りたい

  オオゴマダラ

 石垣島近海に居座る台風7号崩れの熱帯低気圧・・・

 こやつのおかげで連日頻繁に天気予報とにらめっこ・・・

 そして連日お客さんからの問い合わせ・・・

 ツアー決行か否か、ギリギリの選択を迫られる毎日・・・

 眠りも浅く変な疲れが身にまとう・・・。



 でもなんか、大自然と一体となって生きてるって感じもして、荒れた天気も厄介物だけどちょっと可愛い気もする。

 ついでにここ10日程で随分と“天候”ってものを勉強したようだ。

 風の向きや強さ、空を見上げた時の雲の流れ・・・そんなの見ながら島のどこがどんな状況なのか、前よりほんの少しだけ予測の精度がアップしたかも。


 13日未明、またまたフィリピンの東で台風8号が発生した。

 予想ではあんまり発達せずすぐに消滅するらしく、これから八重山に影響するのかも解らないけど、そろそろ荒天もしばらく休んでおくれ・・・。

 
 写真のは、石垣市蝶でもあるオオゴマダラの寝姿。

 これは極めて少数派の意見かもしれないけど、

 ・・・蝶々の寝姿ってどこか心和んだりしませんか?

 この写真、ぼけ~っとしばらく眺めてたら、そのうちうとうとしてくるかもね・・・Zzz
 



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2007年06月10日

オカガニ救出作戦Part3

  オカガニ

 先週半ば、梅雨前線にスイッチが入った!?
 ひたすら雨雨雨の続く、石垣島の今日この頃・・・。



 さてこの時期になると、どうしても紹介したくなる、ある生き物がいます・・・

 夏場になると沖縄各地では、主に陸で暮らしている沢山のオカガニ達が、放卵のため浜へとやってきます。
 ところがこのオカガニ達は、いつの頃からか浜へと辿り着くのに、本当に本当に命をかけて旅をしなくてはならなくなりました・・・。

 その旅とは・・・少なくとも二つの大きな障害を乗り越えなければならい、とても過酷な旅です。

 一つ目の障害は、とても深い深い一度落ちたらちょっとやそっとじゃはい上がれない側溝、二つ目は、車が走る道路、さらに追い討ちをかけるように、場所によって海はもう目の前だというのに、抜け穴のない堤防が待ち受けている事だってあります。

 でも、オカガニ達は決してあきらめて戻ってしまうようなことはしません。
 本能に従い、子孫を残すために、必死で海を目指して歩きます。

 遺伝情報で、“海がどこにあるのか”そして“どのタイミングで卵を放つのか”はわかっていても、でもきっと堤防のどこに出口があるのかなんてインプットされていないだろう。

 出口がわからず右往左往するオカガニ達・・・


 前に一度夜の浜辺で、両方のはさみ足と他3本、つまり本当は10本あるはずの半分をも失ってしまったオカガニさんに会ったことがあります。

 近寄ると、はさみ足があった付け根の部分が微妙に動いたような気がしました。
 本当なら、大きなはさみを両腕いっぱいに広げて威嚇したかったんだんだろうに・・・
 今はそれができない・・・

 何で失ったかは分からないけど、とにかくその時、生きる力ってのものを強烈に感じました。

 皆必死で生きているんだなぁ・・・


 でもそんな尊い命も、車に轢かれたら一瞬にして奪われてしまいます。
 特に夜の海沿いの道路、制限速度を守って、オカガニさんに限らず常に「何か飛び出してくるかも!!」って意識があれば、そうそう轢いてしまうことはありません。

 どうかご注意を・・・



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2007年06月04日

ハマオモトに誘われて

  ハマオモト

 夏の夜の浜辺って、なんて気持ちが良いんだろ~。

 一応!?(恐いくらいの空っ梅雨じゃ~) 梅雨の真っ只中 なので、毎夜多少雲があって満天の星空はまだあんまり望めないけど、とにかく肌を撫でるような  と、さざなみや虫達の  が実に心地よい。

 そんな夜の浜辺で寝っころがったり、ふら~っと歩いてみたり・・・

 そして時折ほのかに 甘~い香り が漂ってくる。
 たいがい夜に咲かせる花は 強い芳香 を放つ、匂いで虫達を 集める ために・・・。

 虫達にまじって 自分も 誘われてみた。
 人間にとっても やっぱり、良い匂いだ・・・。
 
 ハマオモト (ユリ目ユリ科 分布:房総半島から琉球列島の海浜 別名:ハマユウ)

  ハマオモト


 この植物は、自分の子孫をはるか 遠い外国 にまで旅立たせることができるんだ。 
 なぜなら、種子には コルク質 が含まれていて海水によく 浮く から・・・。

 しかも 半年以上 水につかってても発芽できちゃうから、長~い長~い旅路の果てに辿り着いた見知らぬ土地の浜辺でも、たくましく 花を咲かせる ことが出来るんだよ。

 海浜植物って、凄いね~・・・ 



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2007年02月23日

ヒヨドリさん就寝中

  イシガキヒヨドリの寝姿

 八重山亜種のヒヨドリさん。

 イシガキヒヨドリ (スズメ目ヒヨドリ科 分布:与那国島を除く八重山諸島)

 近寄ると、やたら「▽%#■★ー、▽%#■★ー、▽%#■★ー」とけたたましい警戒音らしき鳴き声で威嚇されます。

 森に入れば、メジロさん や シジュウカラさん に加え、このヒヨドリさんにも 高確率で 出会えます。

 地味でちょっと大き目、その上、畑や庭先の果実などをよく食べちゃうもんだから、あまり人気は無いみたいだけど、やっぱり鳥さん達の 寝姿 はどれも可愛い。

 鳥さん達は、今夜安全に眠れる場所を、陽が沈む前までに ちゃんと探しておかなければいけません。
 大概寝姿を発見する場所は、他の木より ポツンと一本だけ 離れた木の枝で、かつ下左右(上は大抵葉っぱがある) 広範囲で開けた場所 です。

 夜だから開けていても視覚では見つかり難い、ならば、いざ外敵に襲われた時のため、すぐ逃げられるような場所で寝よう。
 
 多分そういうことなのでしょう。

 生き物達は皆寝る時も命懸けなのだ・・・。

 ちなみに、この鳥さんも寝る時は首を反転させ背中の羽の中に埋めて寝ます。
 なので光にはほとんど反応しません。

 特に音と振動さえ気をつければ、この愛らしい姿をしばし観賞できるでしょう。
 但し、万一ビックリさせてしまったら、この子は真っ暗闇の中、あても無く逃げ惑う事になってしまうので十分な注意が必要です。

 朝陽が昇るまでゆっくりとお休みなさ~い Zzz・・・ 



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2006年10月14日

トカゲのベッドに蛍の明かり

  サキシマキノボリトカゲとオオシママドボタル

 猛威を振るったあの台風13号から約1ヶ月が過ぎ、一時は荒廃しきっていた森も徐々に再生を始め、再び豊かな緑を取り戻しつつあります。

 森から多くの葉っぱが無くなった時には、きっとたくさんの生き物達が 寝床に困った んじゃないかな。
 この キノボリトカゲくん もその一つで、一時期は安全な寝床を探すのに一苦労だったのかもしれませんね。

 夜森に入ると、こうして葉っぱを抱き枕のようにしてしがみつきながら寝ている様子を、結構容易に目にする事が出来ます。

 葉っぱの上だけじゃなくて、細い木の枝でも寝てたりしますが、共通するのは必ず 先っちょの部分 、決して頑丈な太い枝の部分では寝ません。

 なぜなら、ヘビなどの外敵が来た時、たわみによる振動ですぐわかる様に、そして、すぐに逃げられる様に、いざという時に備えてちゃんと準備しているんですね。

 野生の生き物達は、まさに寝る時も命懸けだ~。

 さて、このトカゲくんのベッドを撮影しようとした瞬間、実は偶然にも “冬のホタル” が一休みに来てくれました。

 “冬のホタル”といってもピーンとこないかもしれませんが、これは、9月上旬~1月位まで出現する日本最大(雄約18mm)のホタル、 オオシママドボタル のことです(これだけ大きいと、小さなゴキブリのようだ・・・)。

 パッと見では、トカゲがホタルを狙ってるようにも見えますが、いえいえ、このトカゲくん、まぶたを半開きのすっかりウトウト状態でした Zzz・・・。

 ここで明かりが灯れば、まるで 「読書灯が付いたワンランク上のベッドに早代わり!」 といった感じゃないでしょうか・・・。
 


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2006年09月04日

クツワムシ 葉っぱのステージに立つ!

  タイワンクツワムシ

 夜の森は、虫達の合唱でいっぱいだ~。

 石垣島にも、キリギリスやコオロギの仲間 がたくさんいて、その中にカエルやフクロウ達の声も混じっては、島の夜に心地よいサウンドを奏でてくれる。
 
 そよ風のある日なんかに、外でこの音を聴きながら “ゴロン” としてると本当に気持ちが良い。

 まさにネイチャーヒーリングだ。

 この写真のは タイワンクツワムシ (直翅目キリギリス科 分布:静岡県以西)

 沖縄のキリギリスの仲間では 最大 で、65~75mm位にもなり、主に夜行性、体色は緑の他に褐色型もあり、どちらも石垣島では普通に見られます。

 普通のクツワムシとは 全く鳴き声が違って いて、クツワムシが 「ガチャガチャガチャ」 って鳴くのに対し、この子は非常に短い間隔の 「ズィズィズィズィズィ」 って鳴きます。

 スポットライトを浴びた君はかっこいいぞ!
 今夜は君が主役だ!
 この森は勿論君達のステージなんだから、いつまでも歌い続けておくれよ!
 
 


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