2008年06月28日

真夏なのに・・・枯葉舞う


 真夏のジャングルに、不思議と舞い散る枯葉あり!

 しかし、その枯葉は、重力をものともせずに空中を上下左右に動き回る!

 そして、しばらくすると、他の枯葉の中にまぎれていった・・・

 「うっ、しっ、しまった! 見失った!!」


  コノハチョウ


 さあ、あなたには分かるかな?

 上の写真の中に、空中を自由に舞う事が出来る枯葉が一枚まぎれこんでいるぞぉ?

 スペシャルヒントはこちら↓

  コノハチョウ


 あれ?

 意外とすぐに見つかっちゃった(^^;)

 では、正解です!↓

  コノハチョウ


 この子は誰かって?

 そう、擬態のスペシャリスト、コノハチョウくん!^^


 でもさぁ・・・

 擬態するなら、どうして表側をなんとかしなかったのだろう?

 どうして、翅を閉じた時の裏側を枯葉に似させたのだろう??

 ん~でも、翅閉じた時の方が形的にも枯葉そっくりか・・・

 それに、両側共に何かに擬態させちゃったら、仲間同士でも見つけづらくなっちゃうもんね。

 って、そういうことなのかな???

 生き物たちの生きる知恵・・・

 やっぱり凄いよね!^^

 
 コノハチョウ (鱗翅目タテハチョウ科 分布:沖永良部島以南 
                    食草:セイタカスズムシソウ・オキナワスズムシソウ)
              沖縄県指定天然記念物  環境省RDB:準絶滅危惧


 黄ハイビスカス


 せっかくだから、世にも美しい翅の表側も見せておくれ!

 うぅ~~~~~~~~~~~!!(汗)

  コノハチョウ


 せ~~~~~~~~~~~のっ!!

 パカッ!!^^

  コノハチョウ




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2008年06月13日

パステルカラーのイモムシくん

  パステルカラーのイモムシくん



 春先出会った愉快な仲間





 ホントの顔はどっちかな?^^





 あっ!という間に時は過ぎ、今はもう夏・・・





 今頃きみは、どんな姿に成長し、どんな風に野山を生きているのだろう♪





 だけど・・・





 ボクは、この子の名前を知らない・・・





 将来どんな姿に変身するのかも、全くもって解らない・・・





 でも・・・





 名前を知らないと、自然に触れちゃいけないの?





 名前を知らないと、自然を楽しむことは出来ないの?





 そんなことはないよね^^





 だって、ボクは、この子に出会って嬉しかった





 この子に出会って楽しかった





 おまけに、共感してくれる誰かもいたし





 やっぱり自然って・・・面白いね♪







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2007年09月16日

サキシマヒラタと少年

  サキシマヒラタクワガタ

 明日の午後から強風域・・・
 夜半過ぎたら暴風域・・・
 多分、きっと、暴風域・・・
 はぁ~・・・
 台風さんよ、お手柔らかに~・・・
 (我が家周辺は暴風域に入った途端、毎回のようにすぐに停電じゃ・・・)


 さて、9月も半ばを過ぎ、子供達の夏休みの思い出も少し遠のいてきた頃かな。
 夏休み中は、今年も沢山の子供達と触れ合う事ができたわけだが、そんな中時々“チビッコ昆虫博士”もやって来ます。
 昆虫を見つけては、「あっ!○○だ!」、「これは○○みたい!」などと次々と名前を連呼したりするのです。


 ある少年は石垣島に来る前に、八重山特有の生き物たちが載っている図鑑で予習をしてきたらしく、八重山にしか生息していない昆虫までも名前をピタリと言い当てていました。
 「あっ!ボクこれ知ってる!○○だ!」みたいな感じで♪

 そして突如、少年の前に現れた昆虫界のヒーロー“クワガタくん”。
 勿論石垣島に生息するものは全て本土にはいないもの、けれどその少年は「あっ!これ知ってる!サキシマヒラタだ!」とお見事!
 ズバリとそのクワガタくんの名前を言い当てました。
 (ちなみに八重山で暮らしているクワガタくん達、石垣島はもとより本土でも売られているそうじゃない・・・)
 
 でも何かが違う・・・

 森に探検に行く前に確か石垣島に来るのは初めてだって言ってたよね?
 ってことは、確かに売り物にされているもの見ていたとしても、野生の姿を生で見るのは初めてだよね?

 その少年は名前を言い当てた後、生まれて初めて生で見たそのクワガタくんを観察する事もなく、ほぼ素通り・・・
 クワガタには興味がないのかな?と思いきや、出会うほとんど全ての昆虫達の、名前をただ淡々と無表情に近い様子で言い当てるだけに過ぎませんでした。

 そういった楽しみ方もあると思うので決して否定はしないけれど、でもね、それは“図鑑で見たことある”とか“聞いたことある”とかであって、本当の意味で「知っている」ということにはならないよ・・・


 子供のうちは特に、「知る」ことよりも「感じる」こと(←某有名女史のお言葉でもある)の方が大切だと思います。

 そのクワガタの名前よりもまず、

 「この虫かっこいい!」
 「なんで体固いんだろう?」
 「なんで平べったいんだろう?」
 「なんで昼間はめったにみないんだろう?」
 「牙が大きいのと小さいのとの違いはなんだろう?」
 「なに食べてるんだろう?」
 「本当に飛ぶのかなぁ?」

 ・・・などなど・・・

 そんなこと感じられる感性の方が大切なんじゃないかな。


 疑問から入った事柄は、調べていて楽しいしその分覚えるのも早い、そしていつまでも忘れない・・・

 子供達の溢れんばかりの好奇心、それらを生かすも殺すもやっぱりそれは、そばにいる大人達の役目・・・だよね。


 サキシマヒラタクワガタ 
   (鞘翅目クワガタムシ科 分布:石垣島・西表島・与那国島)

 この生き物もかなり乱獲が進んでいるもよう・・・ 



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2007年08月15日

真夏の午後ヤエヤマニイニイ

  ヤエヤマニイニイ

 おいおいおい・・・
 台風8号さんよぉ、予想に反して随分と成長してくれたじゃないの・・・

 今の所、八重山に到達する頃にゃあ、中心気圧925hPa、最大風速50m/s、まで勢力を強める予想だと・・・
 これ直撃したら、昨年9月の再現だよ・・・

 またまた島がメチャクチャになっちまうよ~!!!



 とりあえず今日はひたすら続いた強風も止み、すぐそこまで迫っている台風を目の前に、ほんのつかの間の穏やかな一日となった。
 8月に入ってずっと悪天候続きだったせいか、今が真夏であることをしばし忘れていたような気もする。

 ところで、夏を実感させるものって何だろう?

 それはただ単に“暑い”ということだけではきっとないはずで、祭りや花火、かき氷にすいか、子供達の長期休暇、巷にあふれる海水浴グッズ、お盆、「冷やし中華始めました」、ビアガーデン、蚊取り線香、etc・・・

 まぁ色々なことから実感できるとは思うんだけど、中でもやっぱり夏にはセミ達の声が欠かせないよね。
 都会じゃあ確かにあんまり聞こえないんだろうけど、今まで一度も聞いたことが無いって人はほとんどいないんじゃないかな。

 石垣島では、大体3~12月まで長期に渡って何かしらのセミが鳴いているため、“セミ=夏”って言葉はあんまりあてはまらないけど、時期によって種類も異なるので、やっぱり夏には夏のセミの声ってのが存在するんだ。

 中でも個人的に特に気に入ってるセミくんってのがいて、梅雨明けと同時に「シャーシャーシャー」と一斉に鳴き始める“クマゼミ”と、真夏の午後ちょっと暑さが緩んできた頃からよく聞こえてくる「チー」っていう“ヤエヤマニイニイ”。

 真夏の夕方、森の中で風に吹かれながらこの「チー」って声聞くと、今将に“真夏の中に自分がいる!!”ってたまらなく実感するんだよね。
 おまけに渓流なんかで足を水につけながら聞けたらもっと最高だよ!!


 でも爽やかな「チー」の直後には、たいてい「ワンワンワンワン」と、けたたましいボリューム音で鳴くタイワンヒグラシくんの声にかき消されちゃうんだよね^^ 



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2007年05月08日

大きな目玉を背負ってみた

  オオトモエ

 GWの終わりと共に、好天続きの石垣島・・・。
 何とも皮肉なものだ・・・。

 さて現在石垣島では恒例のホタル達の乱舞で賑わっているわけだが、その他にも夜の海や森に足を運ぶと、楽しい出会いがたくさんあります。

 けど忘れてはいけないのは、生き物達は皆 “食う食われる” の関係の中、 寝る時でさえも 必死の覚悟で生きているって事。

 そして、長~い年月を経て、 食われない為に 様々に進化を遂げてきているって事だ。

 特にチョウやガの仲間達はとても ユニーク で、 枯葉 に化けるものもいたり、わざと 毒草 を食べてその毒を体内に留めておくものもいたり、そして翅に 大きな目玉 を描くものもいたり・・・。

 どれが一番有効的なのかはわからないけど、皆生きるために必死だ。

 写真のは オオトモエ
         (鱗翅目ヤガ科 分布:本州以南 食草:サルトリイバラなど)

 石垣島のチョウやガの仲間の中では 大型 の部類に入り(横幅10cm位)、何と言っても大きな目玉とそれを含め、何かの 動物の顔 に見える所が特徴だ。
 (ちなみに八重山に生息するものは、本土のものに比べ中央の白帯が細く薄い)

 後翅が欠けてちょっと痛々しいが・・・。

 この大きな目玉を武器に、これまでどれだけの外敵から逃れてきたかは知るよしもないけど、でもここだけの話し・・・結構人間にも効果があるみたいだいよ^^ 



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2007年04月08日

綺麗な蛾~シロオビホタルガ~

  シロオビホタルガ ♀

 只今石垣島では、蝶々達の季節がやってきております。

 でも、チョウはまだしもガは苦手、って言う人も結構多いんじゃないかな。
 けれど、蛾の仲間には以前紹介した「サツマニシキ」のように、とても綺麗な種類もいます。
 
 そのまた一つがこの シロオビホタルガ
                 (鱗翅目マダラガ科 分布:石垣島、西表島、台湾)

 但し写真のは  で、 はかなり地味、翅(はね)が黒字で白い帯模様があるといった具合だ。
 出現期は 4~5月と10~11月 (真夏は一休みといった感じでしょうか♪)。

 “ガは夜行動する” ってのが一般的かと思うけど、少なくとも石垣島ではそれはあんまり あてはまらなくて 、実はこのガも日中行動します。

 そもそも、派手あるいは綺麗な種類のガは日中行動して、白や茶色のあまり目立たない地味な色をしている種類が夜行動するってのが、おおよその特徴ではないでしょうか。

 しかしガはチョウに比べて実に写真に撮りやすい。
 それはナゼかって???

 理由は単純・・・

 だって近寄ってもあんまり動かないんだもん!^^


 この子達の出現により、しばらく森にまた一つ美しいアクセントを加えてくれそうです・・・。 



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